こんにちは、e Business Laboの布施です。
最近、せどり初心者の方から希望が多かったため、改めて初心者に向けた”せどりのいろは”の記事を作成しました。
<目次>
1.せどりとは?
2.せどりの種類
3.初心者におすすめなせどりの手法
4.せどりの始め方
5.取り扱う商品カテゴリを絞らない
6.販売方法
7.注意事項
8.まとめ
1.せどりとは?
せどりの語源は古本業界からきており、「古書業界で転売を目的として同業者や愛好家から古書を買い取ること。特に、掘り出し物を見つけて高く転売すること」と国語辞典に記載されています。時代の変化とともに、古本以外の商品についても『せどり』という言葉が使われるようになりました。
『せどり』の具体的な意味は、セール商品やアウトレット商品のような定価よりも安く販売している商品を仕入れ、仕入値よりも高く販売することで儲けるビジネスのことを指します。
■転売との違い
転売とは、限定販売品や人気商品のような入手困難な商品を購入し、プレミア価格で販売することで仕入値と販売価格の差額から利益をあげる手法です。
せどりと同様に仕入値と販売価格の価格差から利益をあげるという点では同じであるものの、需要と供給バランスが崩れ入手困難な商品を買い占めてさらに高値で販売している点は異なります。
2.せどりの種類
仕入れ先で分類すると、“店舗せどり”と“電脳せどり”の2つに分類されます。
また、商品の状態で分類すると、“新品せどり”と“中古品せどり”の2つにわけることができます。
■店舗せどり
仕入れを実際に家電量販店やリサイクルショップなどの店舗に行き、仕入れる手法です。
メリット :商品の状態を見てから仕入れることができるため仕入れミスが発生しにくいため、せどり初心者におすすめです。
デメリット:営業時間内に店舗へ行かないといけないこと、労力や時間、交通費等がかかります。
■電脳せどり
仕入れから販売までをインターネット上で行う手法です。
せどり初心者としては、簡単に始めることができる一方で商品リサーチ等慣れるまでに時間がかかります。
メリット :インターネットに繋ぐ環境があれば、いつでもどこでも仕入れが可能です。
デメリット:簡単に始められるためライバルが非常に多く、利益率が低くなる傾向があります。
■新品せどり
文字通り、小売店やオンラインショップから新品の商品を仕入れて販売するせどりの事を言います。
メリット :中古品せどりと異なり、商品の状態を確認する必要がない点、目利きスキルも不要です。
また、故障や破損による返品トラブルが少ないことも大きなメリットです。
デメリット:ライバルが多く、利益率が低くなりやすい傾向があります。
■中古品せどり
新品せどりと仕入れ先に違いはないですが、中古品を仕入れて販売するせどりのことを指します。
仕入れ先は、主にフリマサイトやリサイクルショップ、オークションサイトなどがあります。
メリット :出品者が知識不足で商品状態が良いにも関わらず、安く販売しているケースが多く、利益率が高い商品を見つけることができます。
デメリット:中古品は安定的な仕入れができません。また、目利きのノウハウやスキルが必要になり、故障や破損による返品トラブルが多い傾向があります。
3.初心者におすすめなせどりの手法
結論からお伝えすると、初心者におすすめする手法は“店舗せどり”になります。
店舗せどりは、地域など場所での差別化ができるため利益を出しやすいため初心者におすすめします。
反対に、電脳せどりをおすすめしない理由は、ライバル出品者が多いため利益が確保しづらく、トップセラー達との戦いになると値崩れが発生し、資金力で負けてしまうためです。
【おすすめの記事】
初心者必見!仕入方法は電脳より店舗が良い!?
■店舗せどり×新品せどり
ドン・キホーテやホームセンターなど大型のチェーン店がおすすめです。店舗仕入れは現地に行く必要があるため、1店舗でさまざまな商品を取り扱っているところに行くことが効率的です。
商品の廃盤品や商品の入れ替えなどにより、ワゴンセールで大幅に値下げが行われていることもあります。
<おすすめの仕入れ先>
ドン・キホーテ
ホームセンター
家電量販店
■店舗せどり×中古せどり
せどり初心者には、ゲームソフトや家電などを取り扱っているリサイクルショップがおすすめです。
ゲームソフトは仕入れ値も抑えることができ、発送費用が安く、保管場所に困らないです。
家電は、季節家電がおすすめです。非需要期の安い時に仕入れて、需要期の高い時に販売することで高い利益率を確保できます。
<おすすめの仕入れ先>
BOOK OFF (ブックオフ)
HARD OFF(ハードオフ)
GEO (ゲオ)
4.せどりの始め方
まずは、せどりの基本を押さえておきましょう。
せどりで利益を上げるためには、以下のポイントを意識してください。
①安く仕入れる
②高く売る
③商品の需要と供給を把握する
④常に市場の動向をチェックする
この①~④すべてをAmacodeというアプリ1つで分析ができます。
まずは、アプリをダウンロードしてみてください!【おすすめの記事】
無料版AmacodeでAmazonランキングやレビューで仕入れ判断をする方法
5.取り扱う商品カテゴリを絞らない
初心者がせどりを始める際に陥りがちな点が、商品カテゴリを絞ってしまう事です。
本記事でおすすめしている店舗せどりでは、商品カテゴリを絞ってしまうと仕入れ先が限定的になってしまいます。そのため、まずは商品カテゴリを絞らずに様々な商品を取り扱うとことをおすすめします。
6.販売方法
ここまで仕入れの方法をメインに説明してきましたが、ここからは仕入れた商品を販売する方法を説明します。主に以下の2つがあります。
オンラインショップ :Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなど
オークション・フリマサイト :ヤフオク、メルカリ、ラクマなど
初心者の方におすすめの販売方法は、オンラインショップで特にAmazonになります。
先ほどご紹介したAmacodeとの互換性も非常に高く、商品の分析がしやすいためです。
また、Amazonにはフルフィルメント by Amazon(FBA)というサービスがあり、発注の受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応のすべてをAmazonが代行するサービスを利用することで、仕入れに時間を割くことができます。
7.注意事項
せどりビジネスを行う際には、税金や法的な対応も考慮する必要があります。以下の点に注意しましょう。
• 古物許可証の取得
• 売上に応じた所得税の申告
• 消費税の対応(個人事業主の場合)
特に、1つ目の古物許可証の取得は中古品を営利目的で扱う場合には必要になります。古物許可証を持っていないと無許可営業の罪に問われる可能性もありますので、まず初めに取得しましょう。
また、以下のように販売してはいけない商品もありますのでご注意ください。
• 法律で禁止されているもの(チケット、酒類など)
• メーカーが禁止しているもの
• マーケットプレイスが禁止しているもの
8.まとめ
これで、せどり初心者向けの入門ガイドが完成しました。この記事ですべてを説明しきれていないため、関連する記事を随時追加していきます。せどりは、手軽に始められるビジネスで再現性が高いビジネスです。しかしながら、継続的な努力と工夫が成功へのカギとなります。この記事で紹介したポイントを参考に、せどりビジネスで成功を目指しましょう!
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